「SIGMA fp 体感イベント 2019 Autumn」が10月26日、東京で開催された。大阪で開催された同名イベントの東京版という位置付けで、会場には多くのシグマファンが訪れていた。
試せる実機は数多く、アクセサリー類も完備されていた。写真はハンドグリップHG-11を装着したSIGMA fp。
ムービーの周辺機材と組み合わせた展示もあった。SIGMA fpがスチルだけでなく、ムービーも見据えた製品であることをアピールしていた。

ドローンやジンバルに載せた展示も。fpの小さなボディが有利に働きそうだ。

事前予約をすれば、fpを持ち出して会場周辺を撮影することも可能。イベント当日に何人か持ち出していく人を見ることができた。また、展示ブースに置かれた実機にも多くの人が集まり、そのサイズ感や性能をじっくりと体感していた。
購入者のうち500名にプレゼントされるfpオリジナルTシャツも展示されていた。

会場ではトークショーも実施された。今回は内田ユキオさんのステージを見学。「もしも、人が生産できるイメージに限りがあるのなら」というテーマのプレゼンで、fpの良さを存分に語っていた。
内田ユキオさん

「スマートフォンのカメラの画質が悪いとは思いません。ここに表示したfpの写真も、僕のスマホで撮影したものです。でも、もしも人が生産できるイメージに限りがあるとするなら……」
「人が撮影できるイメージの限界が1万枚だとして、そのうち2,000枚をスマホで撮るとするなら、残りの8,000枚をどれだけ写真らしく満喫するか、ということしか、僕たちに言えることはないと思います」
「fpはとてもスケーラブルで、中心にボディはあるけど、まわりのシステムを自在に組み替えることで、カメラを自分の求める形に変えていけると思います。それがfpの特徴であり魅力であると思います」
「暗いところに蛍光灯が光るという、非常にノイズが出やすい環境で撮影しましたが、嫌なにごりはありませんでした。にごりがまったくでないことが重要なのではなく、不快なにごりにならないかどうかが大事です」
11月9日(土)には名古屋での追加開催も決定した。内田ユキオさんの他、大門美奈さんのトークショーも予定されている。fpの魅力が凝縮されたイベント。足を運ぶ価値はあるだろう。
「SIGMA fp 体感イベント 2019 Autumn」名古屋会場
開催日時
2019年11月9日(土)11時00分〜16時00分

会場
名古屋国際センター 5階 第1会議室

トークショー
第1部:13時00分〜13時40分 大門美奈
第2部:14時00分〜14時40分 内田ユキオ
中村僚
編集者・ライター。編集プロダクション勤務後、2017年に独立。在職時代にはじめてカメラ書籍を担当し、以来写真にのめり込む。『フォトコンライフ』元編集長、東京カメラ部写真集『人生を変えた1枚。人生を変える1枚。』などを担当。

関連リンク SIGMA fp 体感イベント 2019 Autumn 追加開催のお知らせ(名古屋) | レンズ | SIGMA|株式会社シグマ

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投稿者 semorina

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