RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMを装着したところ
キヤノンは、RFマウントのAPS-Cミラーレス「EOS R7」を6月下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格はボディ単体が税込19万7,780円、18-150mmレンズキットが税込24万6,180円。
RFマウントを採用するEOS Rシステムで初となるAPS-C機。ラインナップはAPS-Cハイエンド機のEOS R7(本機)と、APS-Cエントリー機の「EOS R10」。同時に、APS-C用の標準ズームレンズ「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と高倍率ズーム「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」も発表されている。
カメラミラーレスカメラキヤノン

ニュース
キヤノン、RFマウントのAPS-Cミラーレス「EOS R10」。ボディ単体12.8万円
小型ボディのエントリー機 バリアングル液晶・4K動画対応
2022年5月24日 13:20
レンズ交換レンズキヤノン

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キヤノン、APS-C高倍率ズーム「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」。6.8万円
レンズ単体4.5段/ボディ協調7.0段のIS搭載
2022年5月24日 13:25
レンズ交換レンズキヤノン

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沈胴機構で小型化 重量約130g
2022年5月24日 13:20
センサー、エンジン
新開発のAPS-Cサイズ・有効約3,250万画素CMOSセンサーを搭載。“APS-C EOS史上最高解像性能”とアピールしている。4K UHD動画撮影時は、7Kオーバーサンプリングによる記録も可能。クロップファクター(35mm判換算時の数値)は約1.6倍。
EOS R7のCMOSセンサー
映像エンジンはDIGIC X
静止画の常用感度はISO 100〜32000(拡張最高ISO 51200)。センサー性能とDIGIC Xエンジンのノイズリダクションにより常用感度域を拡大し、中・低ISO感度でもノイズを低減したという。
カメラ内に「デジタルレンズオプティマイザ」を搭載し、各RF/EFレンズの収差、センサー構造の影響、回折現象を解析・補正し、本来持っている解像力や、質感、立体感を復元するとしている。
シャッターと連写性能
シャッターユニット
メカシャッター/電子先幕の設定時に、AF/AE追従で最高約15コマ/秒。電子シャッター使用時は、被写体によりローリングシャッター歪みが発生するものの、最高約30コマ/秒でのAF/AE追従撮影を可能としている。
なお、キヤノンではEOS R7のローリングシャッター歪みがEOS R3やEOS R5/R6に比べて大きめだと説明しており、シャッター方式の出荷時設定を「メカシャッター/電子先幕」とし、連写速度も同設定時の“最高約15コマ/秒”をアピールするという。また、電子シャッター撮影時は、ストロボ撮影およびフリッカーレス撮影が不可だという。
記録フォーマットをRAWに限定することにより、最大約0.5秒のプリ撮影も可能な「RAWバーストモード」を搭載。クロップなしの約3,250万画素で、最高約30コマ/秒の記録を可能としている。撮影した画像はカメラ内RAW現像でJPEG/HEIFにも変換できる。
最高シャッター速度はメカシャッター/電子先幕の設定で1/8,000秒。電子シャッターでは1/16,000秒。明るい場所でもより絞りを開けられるとしている。メカシャッターの動作耐久は20万回(電子先幕時)。
AF機能
デュアルピクセルCMOS AF IIと、ミラーレス最上位機EOS R3に採用されるアルゴリズム「EOS iTR AF X」を継承。人物、動物優先、乗り物優先といった被写体検出を利用できる。
搭載するAF/AEアルゴリズムはEOS R3と同じだが、電子シャッターの幕速が2機種で異なる点から、電子シャッター撮影でも2機種のAF/AE性能は同等にならないと案内している。
AFエリアはスポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、フレキシブルゾーンAF1〜3、全域AFを用意。全てのモードから被写体追尾が可能で、トラッキング中にも被写体や狙った瞳の左右を切り替えられるという。
ボディ内手ブレ補正と「自動水平補正」
EOS R7は、ボディ内の5軸手ブレ補正機構を搭載(EOS R10は非搭載)。対応レンズと組み合わせた場合、協調動作により最大でシャッター速度8.0段分の手ブレ補正効果を得られるという。
また、ボディ内手ブレ補正機構のロール補正機能を利用した「自動水平補正」も搭載。CMOSセンサーが回転し、撮影画面が水平になるよう自動補正するという。静止画/動画、横位置/縦位置を問わずに利用でき、撮影効率がアップするとしている。
ISユニット
新しいサブ電子ダイヤル、AF/MFスイッチ
中級機以上のEOS一眼レフでお馴染みの「サブ電子ダイヤル」と、近年採用が広がっているスティック状の「マルチコントローラー」の操作部を融合し、ファインダー接眼部の右横に搭載。撮影時にファインダーを覗いたまま操作しやすいことを意識した配置だという。
新しいサブ電子ダイヤルを搭載
従来のサブ電子ダイヤルとの比較
再生時にも活用できる
グリップとレンズマウント部の間に、レンズのAF/MFを切り替えるフォーカスモードスイッチと絞りプレビューボタンを装備。物理的なAF/MFスイッチを持たない交換レンズの装着時には、ボディ側のAF/MFスイッチが有効となり、素早くモードを切り替えられるようになっている。
動画
4K動画モードと画質設計を見直し、7Kオーバーサンプリングで画角と画質を両立する「4K UHD Fine」、フル画角で60p記録対応の「4K UHD」、1.6倍クロップの「4KUHDクロップ」を用意。高画質化への要求と撮影目的の多様化に応えたという。記録モードは10bitの「HDR PQ」と「Canon Log 3」にも対応。RAW記録は不可。
EVF、モニター
EVFは約236万ドットOLED、倍率は約1.15倍。EOS 90Dの0.95倍よりファインダー倍率を高めている。アイポイントは約22mm。HDR技術を活用し、光学ファインダーのような見えを再現するという「OVFビューアシスト」も搭載している。

※19時30分追記:記事初出時にEVFパネルを液晶と記載していましたが、正しくはOLEDだったため修正しました。
背面モニターはバリアングル式の3.0型・約162万ドット。
SDスロット、バッテリー、新アクセサリーシュー
記録メディアはUHS-II対応SD×2。静止画/動画の振り分けや画像コピーなどが可能。
シャーシに耐久性と熱伝導性に優れるマグネシウム合金を採用(一部はアルミニウム合金)。外装は主に高強度エンジニアリングプラスチックを採用しているという。防塵・防滴性能はEOS 90D同等だとしている。
通信インターフェースはWi-Fi、Bluetooth、USB Type-Cに対応。Wi-Fi経由でカメラからクラウドサービス「image.canon」への直接アップロードも可能。EOS R3に初搭載されたマルチアクセサリーシュー経由により「スマートフォンリンクアダプターAD-P1」を使うこともできる。
「スマートフォンリンクアダプターAD-P1」装着イメージ
「指向性ステレオマイクロホン DM-E1D」装着イメージ
外形寸法は約132.0×90.4×91.7mm。重量は約612g(バッテリー、カード1枚含む)。
レンズ装着例
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
RF16mm F2.8 STM
【実機で解説】EOS R7とEOS R10の特徴(デジカメ Watch Channel。8分10秒)
本誌:鈴木誠

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投稿者 semorina

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