RF24-105mm F4 L IS USM
キヤノンは、ミラーレスカメラ「EOS R」用の交換レンズ「RFレンズ」の4本を10月下旬から随時発売する。
RF24-105mm F4 L IS USMを装着したEOS R。
EOS Rは、キヤノンは9月5日に発表した35mmフルサイズのミラーレスカメラ。ボディ単体の直販予定価格は税別23万7,500円。10月下旬の発売を予告している。
RFマウントの内径は、既存マウントのEFと同じ。ミラーレス構造ならではのショートバックフォーカスを特徴とし、光学設計の自由度が高まる点をアピールしている。
今回発表の交換レンズは、RFレンズの第一弾となる4機種。フォーカスリング、ズームリングのほかに「コントロールリング」を搭載。露出補正や絞り操作などを任意に割り当てられるという。
RF24-105mm F4 L IS USM
シャッタースピード5段分の手ブレ補正効果を持つ標準ズームレンズ。希望小売価格は税別15万5,000円。10月下旬発売。
AF駆動にはナノUSMを搭載。静止画撮影時の高速AFと、動画撮影時の滑らかなAFを両立したとしている。
レンズ構成は14群18枚(ガラスモールド非球面3枚、UDレンズ1枚を含む)。
絞り羽根は9枚。最小絞りはF22。最短撮影距離は0.45m。フィルター径は77mm。
最大径×全長は83.5×107.3mm。重量は約700g。
RF24-105mm F4 L IS USMのレンズ構成図
RF50mm F1.2 L USM
RF50mm F1.2 L USM
大口径標準単焦点レンズ。希望小売価格は税別32万5,000円。10月下旬発売。
レンズ構成は9群15枚(研削非球面レンズ2枚、ガラスモールド非球面1枚、UDレンズ1枚)。
絞り羽根は10枚。最小絞りはF16。最短撮影距離は0.4m。フィルター径は77mm。
最大径×全長は89.8×108mm。重量は約950g。
RF50mm F1.2 L USMのレンズ構成図
RF28-70mm F2 L USM
RF28-70mm F2 L USM
これまでのEFレンズシリーズでは難しかったという、ズーム全域で開放F2の明るさを持つ大口径標準ズームレンズ。希望小売価格は税別42万円。12月下旬発売。
レンズ構成は13群19枚(研削非球面2枚、ガラスモールド非球面2枚、スーパーUDレンズ2枚、UDレンズ2枚を含む)。
絞り羽根は9枚。最小絞りはF22。最短撮影距離は0.39m。フィルター径は95mm。
最大径×全長は103.8×139.8mm。重量は約1,430g。
RF28-70mm F2 L USMのレンズ構成図
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
最大撮影倍率0.5倍の広角マクロレンズ。シャッター速度5段分の手ブレ補正効果を備えている。希望小売価格は税別7万5,000円。12月下旬発売。
レンズ構成は9群11枚(ガラスモールド非球面1枚を含む)。
絞り羽根は9枚。最小絞りはF22。最短撮影距離は0.17m。フィルター径は52mm。
最大径×全長は74.4×62.8mm。重量は約305g。
RF35mm F1.8 MACRO IS STMのレンズ構成図
マウントアダプター4種類
EOS RでEFおよびEF-Sマウントレンズを使えるマウントアダプター。EF-M、CN-Eレンズ(EFシネマレンズ)を除くEFレンズが装着可能としており、70本以上が使えるという。10月下旬発売から順次発売する。
マウントアダプター EF-EOS R(1万5,000円。税別希望小売価格、以下同)
小型・軽量なベーシックなタイプ。10月下旬発売。
マウントアダプター EF-EOS R
コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R(3万円)
RFレンズのように、アダプター部分にコントロールリングを備えたタイプ。10月下旬発売。
コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R
ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 円偏光フィルター A 付(4万5,000円)
レンズ前面にフィルターネジがないレンズでもフィルターワークを可能とするアダプター。円偏光フィルターが付属する。2019年2月下旬発売。
ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 円偏光フィルター A 付
ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター A 付(6万円)
付属のドロップインフィルターが可変式NDフィルターになったもの。2019年2月下旬発売
ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター A 付
また、ドロップインフィルターの単体も2019年2月下旬に発売する。「ドロップイン 円偏光フィルター A」(3万円)、「ドロップイン 可変式NDフィルター A」(4万5,000円)、「ドロップイン クリアフィルター A」(1万2,000円)を用意した。
ドロップイン 円偏光フィルター A
ドロップイン 可変式NDフィルター A
ドロップイン クリアフィルター A
本誌:鈴木誠

関連リンク 光学の可能性を広げる新イメージングシステム“EOS Rシステム”が誕生 カメラ・レンズで構成する「EOSシステム」がさらに拡大

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投稿者 semorina

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