キヤノンは4月18日、同社35mm判フルサイズミラーレスカメラEOS Rの最新ファームウェア(Ver.1.2.0)を公開した。
EOS Rの機能向上を図るファームウェアの第2弾。内容はサーボAF時の瞳AF対応などが含まれている。
これまで瞳AFはワンショットAF時でも使用可能だったが、ファームアップデートによりサーボAFでも瞳AFが利用可能になる。EOS RPで先行して実装されていた機能で、RP発表時からEOS Rへのファームウェアアップデートによる対応がアナウンスされていた。
第1弾(2019年2月12日公開、Version1.1.0)でのアップデート内容はサイレント撮影時の連続撮影機能の追加などだった。
EOS Rはキヤノン初となる35mm判相当の撮像素子を搭載したミラーレスカメラ。新たにRFマウントを採用、FVモードなどの新しい露出モードや操作体系の採用などが盛り込まれて2018年9月5日に発表、10月25日に発売された。ボディ単体の実勢価格は税込22万9,000円前後。
ファームウェアアップデートで向上・対応する機能は以下のとおり。
Version1.2.0で対応する機能(引用)
[1]瞳AFでサーボAFができるようになります。(静止画撮影時)
[2]AFフレームサイズ「小」でサーボAFができるようになります。(静止画撮影時)
[3]瞳AF、AFフレームサイズ「小」で動画サーボAFができるようになります。(動画撮影時) Canon ミラーレス一眼 EOS R BODY 約135.8 x 98.3 x 84.4mm ブラック
本誌:宮澤孝周
関連リンク キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS|EOS R機能向上ファームウエアについて
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