ライカカメラ社(Leica Camera AG)は、ファッションデザイナーのポール・スミス氏とコラボレーションしたミラーレスカメラ「ライカCL “Edition Paul Smith”」を11月16日に発売する。ライカストア、ライカブティックおよびポール・スミス公式オンラインショップ、ポール・スミス主要店舗で取り扱われる。販売価格は税別55万円。
有効約2,400万画素のAPS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラ「ライカCL」(2017年12月発売)をベースに、ポール・スミスデザインが施された限定モデル。Lマウント(バヨネット)レンズ「ライカ エルマリートTL f2.8/18mm ASPH.」との組み合わせで、生産台数は世界900セットとなる。
同氏ブランドとのコラボレーション第1弾はレンズ一体型のコンパクト機「ライカX2」をベースにしたモデル(2012年11月発売)だった。
トップカバーに鮮やかなブルーを配したデザインとなっており、EVF部に目を思わせるイラストがデザインされている。また、レリーズボタンを含めた各ボタン部の配色もそれぞれ異なっている。
ボトムカバーは緑がかったグレー。さらにボディ下部に、下からパープル、イエロー、緑がかったブルーのボーダー柄が施されている。
背面側のデザインは、トップカバー側に“look and see”の文字が見られるほか、ボトム側にはポール・スミスブランドのロゴタイプ“paul smith”が施されている。
このほか、本モデルにはポール・スミスのロゴがエンボス加工されたネオンカラーのロープストラップが同梱される。また、化粧箱も特別にデザインされているという。このほか、ポール・スミスオリジナルデザインのレンズ用クリーニングクロスと限定モデルの証明書も付属する。
撮影性能は通常モデルのライカCLと同じ。236万ドット・0.74倍・アイポイント20mmのEVFのほか、タッチAFも利用可能な3型104万ドットの背面モニター(タッチパネル式)を搭載している。シャッター速度は30〜1/8,000秒(メカニカルシャッター)、最高1/25,000秒(電子シャッター)。シンクロ速度は1/180秒。約10コマ秒の速度で約34枚までのRAW+JPEG連写が可能となっている。感度はISO 100〜50000。外形寸法は131×78×45mm。重量は約403g(バッテリー込み)、約353g(本体のみ)。
本誌:宮澤孝周
関連リンク Leica Camera AG
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