ライカカメラ社は6月19日、ミラーレスカメラ「ライカSL2」のファームウェアVer.2.0を公開した。
製品発表時に予告され、発売時点では未搭載だったマルチショット機能に対応。このモードを使うと、センサーシフト技術を使って最大187MP(1億8,700万画素)の画像を記録できる。同機能での撮影時は、1回の撮影に対し、通常の4,700万画素の画像と、マルチショットの1億8,700万画素の画像がそれぞれ記録されるという。
マルチショット機能は、ISO 50〜3200、絞りF1〜16の範囲で使用可能としている。撮影は常に電子シャッター(1/40,000〜1秒)で行われ、フラッシュは使えない。使用レンズはフルサイズ対応のものに限られるという。また、手ブレ補正機構はボディ側/レンズ側ともにオフになるとしている。
同ファームウェアには、動画モードでのGUI改善や、スマートフォンおよびパソコンとの接続性改善なども含まれている。
本誌:鈴木誠

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投稿者 semorina

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