エクステンショングリップとZ用縦位置ブラケットの装着例
ニコンがミラーレスカメラ「Z 5」と同じく8月28日に発売する、エクステンショングリップ「Z-GR1」とZ用縦位置ブラケット「Z-VP1」の外観写真をお届けする。 製品記事はこちら
ニコン、Z 5/Z 6/Z 7用の拡張グリップ
フルサイズZ共通で使える「エクステンショングリップZ-GR1」
「Z-GR1」はカメラのホールド性を高める拡張グリップで、フルサイズミラーレスカメラZ 5、Z 6、Z 7に対応する。希望小売価格は税込1万7,875円。
アルミ素材としており、カメラ装着時にも握った感触に違和感のないつくりになっている。アルカスイスタイプの形状を採用しており、対応する雲台に直接取り付けられるのも特徴。外形寸法は133×62×27.6mm。重量は約148g。
エクステンショングリップ専用の追加アイテム「Z用縦位置ブラケットZ-VP1」
上のZ-GR1に追加で取り付ける縦位置ブラケット。同様にアルカスイス互換形状を採用している。Z-GR1とは六角レンチを使って固定する。希望小売価格は税込8,965円。
また、これを装着した状態でもカメラの側面端子を塞がないつくりになっている。外形寸法は48×42.5×85mm、重量は約56g。
グリップ単体でも、縦位置ブラケットを追加した状態でも、装着したままのバッテリー交換に対応している。グリップを握ったときに右手の小指がかかる部分が折れ曲がる仕様になっており、バッテリー室の開口を可能にしている。
使用イメージ
「Z-GR1」は、カメラのホールド性向上という実用性もさることながら“カメラを使うことの楽しさ”をさらにプラスしてくれるかもしれない。バッテリー室に対応する可動部は、折り曲げる際の軽すぎない使用感とカチャッという音が心地よい。アイテムを使うということへのワクワク感を感じられるつくりになっている。以下に、バッテリー交換の様子を動画で撮影してみた。メカニカル感のある雰囲気が伝われば幸いだ。
ちなみに動画で実演した編集部員は、「バッテリースロットのフタとグリップの可動部を同時に閉じると、実にメカニカルな音がした。バッテリースロットのフタからはカチッという高音、グリップの可動部からは固定ボールによるコトッという中低音が出ている。これらが混ざることで、ミラー駆動がバネ仕掛けだった頃の一眼レフカメラのような複雑で味わい深い音と感触が伝わってくる。これは単なる小指置きを超えた逸品だ」と謎のコメントを残した。
本誌:宮本義朗
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ニコンZ 5
富士フイルム XF50mmF1.0 R WR
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