ソニーは、フルサイズ対応Eマウント用交換レンズ「FE 28-60mm F4-5.6」(SEL2860)を2021年春に発売する。希望小売価格は税別6万円。
小型・軽量と高画質の両立を実現したという、沈胴機構を採用した標準ズームレンズ。10月23日に発売するαシリーズの新コンセプトカメラ「α7C」のキットレンズにもなっており、単体での発売時期は来年の春頃となる見込み。
「α:New concept is coming|2020.09.15 JST – YouTube」より
レンズ構成は3枚の非球面レンズを含む7群8枚。ズーム全域で効果的に諸収差を抑制し、画面周辺部まで高解像感を得られるとしている。絞り羽根は7枚(円形絞り)で、“美しい自然なボケ描写”を実現しているという。
外形寸法は45×66.6mm。重量は約167g。リトラクタブル機構を採用したメカ設計により小型・軽量化を実現しているという。携行性に配慮しており、特にαシリーズのカメラとの組み合わせでは、ボディに装着したままでもバッグへの収納に対応しやすいとしている。
「α:New concept is coming|2020.09.15 JST – YouTube」より
AF駆動はリニアモーターを採用。高速・高精度・高追随を実現することで、最新のEマウントボディのAF機能を活かすことができ、動きの大きな被写体を撮影する際でも、細部までの描写が可能になるとしている。また、AF駆動は静音性にも優れるとしており、動画撮影にも対応するという。フォーカシングによる全長変化のないインターナルフォーカシング方式を採用しているため、ジンバルやグリップを装着したVlog撮影においても力を発揮するとしている。
最短撮影距離はワイド端で0.3m、テレ端で0.45m。最大撮影倍率は0.16倍。テーブルフォトや花などの近接撮影時や、ジンバルやグリップを使用しての自撮りにも適しているという。
防塵・防滴に配慮した設計としている。
最小F値はF22(ワイド端)~F32(テレ端)。フィルター径は40.5mm。
「α:New concept is coming|2020.09.15 JST – YouTube」より
本誌:宮本義朗

関連リンク FE 28-60mm F4-5.6

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投稿者 semorina

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